グリシンの一文字表記・三文字表記・コドン(Gly, G)
Gly はグリシンです。一文字表記は G、三文字表記は Gly です。標準遺伝暗号では、グリシンはRNAコドン GGU、GGC、GGA、GGG に対応します。
グリシンの表記と性質
- 名称
- グリシン
- 一文字表記
- G
- 三文字表記
- Gly
- 分子量
- 75.07 Da
- 必須アミノ酸
- いいえ
- 帯電した側鎖
- いいえ
Gly と G の覚え方
- G はグリシンの一文字表記です。
- Gly は表、構造注釈、変異表記でよく使われる三文字表記です。
- GGU、GGC、GGA、GGG はRNAコドンです。コード鎖DNAではRNAのUに対応する位置にTを使います。
- 側鎖が水素だけの、もっとも小さなアミノ酸です。このページでは標準遺伝暗号を基準にしています。
グリシンの表記とコドンの説明
配列中でグリシンを読む方法
タンパク質配列では、一文字表記がよく使われます。この表記では G がグリシンを表します。三文字表記の Gly は、構造注釈、変異表記、授業資料で読みやすい表記です。
RNAコドンとアミノ酸の一文字表記・三文字表記は別のものです。RNAコドンは翻訳で読まれる3塩基の単位で、アミノ酸表記はタンパク質配列の省略記号です。標準遺伝暗号では、GGU、GGC、GGA、GGG がグリシンに対応します。
分類ラベルの意味
グリシンアミノ酸はここでは非極性アミノ酸に分類しています。このラベルは側鎖の性質をすばやく確認するための目安で、すべての化学的挙動を完全に説明するものではありません。
グリシンは、極性または小さな残基として、水素結合、柔軟性、局所構造に影響するため確認されます。具体的な影響は、タンパク質中の位置、隣接する残基、pH、溶媒への露出、全体の折りたたみ状態によって変わります。
残基と遊離アミノ酸
タンパク質配列では、グリシンは通常アミノ酸残基として扱われます。残基とは、そのアミノ酸がペプチド鎖に組み込まれ、ペプチド結合形成で対応する原子を失った状態を指します。配列表記の一文字表記 G と三文字表記 Gly は、この残基を示す記号です。
このページに示す分子量は遊離アミノ酸の分子量です。タンパク質の質量計算では、ペプチド結合形成で水が失われるため、残基質量を使うことがあります。
よくある混同
一文字表記 G をDNA/RNAの塩基と混同しないでください。これはアミノ酸の記号であり、コドン中のヌクレオチドではありません。
コドンを読むときは読み枠を確認する必要があります。ある読み枠でグリシンを指定する3塩基でも、別の読み枠では同じ意味になりません。遺伝子設計では、アミノ酸の対応を確認したうえで、生物種ごとのコドン使用頻度も確認します。
グリシンのよくある質問
Glyは何のアミノ酸ですか?
Gly はグリシンです。英語名は Glycine、一文字表記は G です。
グリシンの一文字表記は何ですか?
グリシンの一文字表記は G です。
グリシンに対応するコドンは何ですか?
標準遺伝暗号では、グリシンはRNAコドン GGU、GGC、GGA、GGG に対応します。