リシンの一文字表記・三文字表記・コドン(Lys, K)
Lys はリシンです。一文字表記は K、三文字表記は Lys です。標準遺伝暗号では、リシンはRNAコドン AAA、AAG に対応します。
リシンの表記と性質
- 名称
- リシン
- 一文字表記
- K
- 三文字表記
- Lys
- 分子量
- 146.19 Da
- 必須アミノ酸
- はい
- 帯電した側鎖
- はい
Lys と K の覚え方
- K はリシンの一文字表記です。
- Lys は表、構造注釈、変異表記でよく使われる三文字表記です。
- AAA、AAG はRNAコドンです。コード鎖DNAではRNAのUに対応する位置にTを使います。
- アミノ基をもつ塩基性アミノ酸で、側鎖は正電荷を帯びやすい性質があります。このページでは標準遺伝暗号を基準にしています。
リシンの表記とコドンの説明
配列中でリシンを読む方法
タンパク質配列では、一文字表記がよく使われます。この表記では K がリシンを表します。三文字表記の Lys は、構造注釈、変異表記、授業資料で読みやすい表記です。
RNAコドンとアミノ酸の一文字表記・三文字表記は別のものです。RNAコドンは翻訳で読まれる3塩基の単位で、アミノ酸表記はタンパク質配列の省略記号です。標準遺伝暗号では、AAA、AAG がリシンに対応します。
分類ラベルの意味
リシンアミノ酸はここでは塩基性アミノ酸に分類しています。このラベルは側鎖の性質をすばやく確認するための目安で、すべての化学的挙動を完全に説明するものではありません。
リシンは、帯電した側鎖がタンパク質表面の性質、塩橋、局所的な相互作用に関わるため確認されます。具体的な影響は、タンパク質中の位置、隣接する残基、pH、溶媒への露出、全体の折りたたみ状態によって変わります。
残基と遊離アミノ酸
タンパク質配列では、リシンは通常アミノ酸残基として扱われます。残基とは、そのアミノ酸がペプチド鎖に組み込まれ、ペプチド結合形成で対応する原子を失った状態を指します。配列表記の一文字表記 K と三文字表記 Lys は、この残基を示す記号です。
このページに示す分子量は遊離アミノ酸の分子量です。タンパク質の質量計算では、ペプチド結合形成で水が失われるため、残基質量を使うことがあります。
よくある混同
一文字表記 K をDNA/RNAの塩基と混同しないでください。これはアミノ酸の記号であり、コドン中のヌクレオチドではありません。
コドンを読むときは読み枠を確認する必要があります。ある読み枠でリシンを指定する3塩基でも、別の読み枠では同じ意味になりません。遺伝子設計では、アミノ酸の対応を確認したうえで、生物種ごとのコドン使用頻度も確認します。
リシンのよくある質問
Lysは何のアミノ酸ですか?
Lys はリシンです。英語名は Lysine、一文字表記は K です。
リシンの一文字表記は何ですか?
リシンの一文字表記は K です。
リシンに対応するコドンは何ですか?
標準遺伝暗号では、リシンはRNAコドン AAA、AAG に対応します。