非極性アミノ酸

アラニンの一文字表記・三文字表記・コドン(Ala, A)

Ala はアラニンです。一文字表記は A、三文字表記は Ala です。標準遺伝暗号では、アラニンはRNAコドン GCU、GCC、GCA、GCG に対応します。

一文字表記
A
三文字表記
Ala
コドン
GCUGCCGCAGCG

アラニンの表記と性質

名称
アラニン
一文字表記
A
三文字表記
Ala
分子量
89.09 Da
必須アミノ酸
いいえ
帯電した側鎖
いいえ

アラニンのRNAコドン

これらはUを含むRNAコドンです。対応するコード鎖DNAでは、同じ位置にTを使います。

Ala と A の覚え方

  • Aアラニンの一文字表記です。
  • Ala は表、構造注釈、変異表記でよく使われる三文字表記です。
  • GCU、GCC、GCA、GCG はRNAコドンです。コード鎖DNAではRNAのUに対応する位置にTを使います。
  • メチル基の側鎖をもつ小さな非極性アミノ酸です。このページでは標準遺伝暗号を基準にしています。

アラニンの表記とコドンの説明

配列中でアラニンを読む方法

タンパク質配列では、一文字表記がよく使われます。この表記では Aアラニンを表します。三文字表記の Ala は、構造注釈、変異表記、授業資料で読みやすい表記です。

RNAコドンとアミノ酸の一文字表記・三文字表記は別のものです。RNAコドンは翻訳で読まれる3塩基の単位で、アミノ酸表記はタンパク質配列の省略記号です。標準遺伝暗号では、GCU、GCC、GCA、GCGアラニンに対応します。

分類ラベルの意味

アラニンアミノ酸はここでは非極性アミノ酸に分類しています。このラベルは側鎖の性質をすばやく確認するための目安で、すべての化学的挙動を完全に説明するものではありません。

アラニンは、疎水性残基としてタンパク質内部、膜領域、折りたたみ構造に関わるため確認されます。具体的な影響は、タンパク質中の位置、隣接する残基、pH、溶媒への露出、全体の折りたたみ状態によって変わります。

残基と遊離アミノ酸

タンパク質配列では、アラニンは通常アミノ酸残基として扱われます。残基とは、そのアミノ酸がペプチド鎖に組み込まれ、ペプチド結合形成で対応する原子を失った状態を指します。配列表記の一文字表記 A と三文字表記 Ala は、この残基を示す記号です。

このページに示す分子量は遊離アミノ酸の分子量です。タンパク質の質量計算では、ペプチド結合形成で水が失われるため、残基質量を使うことがあります。

よくある混同

一文字表記 A をDNA/RNAの塩基と混同しないでください。これはアミノ酸の記号であり、コドン中のヌクレオチドではありません。

コドンを読むときは読み枠を確認する必要があります。ある読み枠でアラニンを指定する3塩基でも、別の読み枠では同じ意味になりません。遺伝子設計では、アミノ酸の対応を確認したうえで、生物種ごとのコドン使用頻度も確認します。

アラニンのよくある質問

Alaは何のアミノ酸ですか?

Ala はアラニンです。英語名は Alanine、一文字表記は A です。

アラニンの一文字表記は何ですか?

アラニンの一文字表記は A です。

アラニンに対応するコドンは何ですか?

標準遺伝暗号では、アラニンはRNAコドン GCU、GCC、GCA、GCG に対応します。